第30回日本がん検診・診断学会総会 プレウェブセミナー動画配信ページ

乳房超音波検診を始める前に知っておきたいこと (28分)

講師 : 村田 陽子 先生
松江赤十字病院 乳腺外科

※第30回日本がん検診・診断学会総会 プレウェブセミナーのオンデマンド配信期間は終了いたしました。

<概要>
 日本人女性のがん罹患第一位は乳がんであり、増加を続けている。また、欧米では減少しつつある死亡率もまだ減少傾向になっておらず、死亡率減少への対策が急がれる。検診と適切な治療が重要である。
 乳がん検診はマンモグラフィ検診が基本であり、超音波検診は対策型ではまだ採用されていないが、任意型ではすでに多く行われている。検診の利益と不利益を十分理解し、適切に応用する必要がある。
 超音波検査そのものは乳腺診療にとって有用なツールであるが、ハード面を整え、乳房の正常バリエーションと超音波の性質を知って検査を行わねばならない。乳房超音波診断ガイドラインを理解し、所見用語を使いこなすトレーニングを継続していただきたい。さらに、精密検査結果のフィードバックを求め、病理組織結果と画像を対比してみることで、確実にスキルアップできるであろう。

<講師ご略歴>
1982年 鳥取大学医学部卒 鳥取大学医学部 第一外科入局
1992年4月 同愛会博愛病院 外科医長
2004年4月 同愛会博愛病院 外科部長
2008年4月 松江赤十字病院 乳腺外科部長
2015年1月 鳥取大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科科長
2017年4月 松江赤十字病院 乳腺外科 医療社会事業部部長
2019年4月 松江赤十字病院 副院長

<資格>
日本乳癌学会乳腺専門医 指導医
日本外科学会専門医
日本臨床細胞学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
検診マンモグラフィ読影認定医
NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央機構 教育研修委員会マンモグラフィ部門読影指導委員



禁止事項

ご視聴にあたりましては、著作権上、映像や発表スライドのスクリーンショットの撮影・録音、画面収録機能等による録画データの再配布を禁止いたします。


PAGE TOP