学会誌 第18巻第3号 Feb. 2011

目次

■巻頭言

「がん検診の高受診率へ向けて」
荒川 泰行(日本大学名誉教授)

■追悼文

「天神美夫先生のご逝去を悼む」
荒川 泰行(日本大学名誉教授)

■総説

「わが国のがん対策―個人として、地域として、国として―」
垣添 忠生(公益財団法人日本対がん協会)

「がん検診判断学について」
久道 茂((財)宮城県対がん協会会長、東北大学名誉教授)

「これからのがん検診」
渡辺 泱(京都中央看護保健専門学校・学校長/京都府立医科大学・明治国際医療大学・名誉教授)

「乳がん検診受診率と精度管理向上を目指して」
片岡 健(広島大学大学院保健学研究科)

■原著

「我が国における前立腺がん住民検診の年齢上限設定の現況―前立腺がん検診研究班(田中班)、年次報告書からの考察―」
沖原 宏治(京都府立医科大学大学院医学研究科泌尿器外科学)、
三神 一哉、鴨井 和実、河内 明宏、三木 恒治

「大阪市における肝炎ウイルス検診の評価」
松本 健二(大阪市保健所)

「大腸がん検診における年齢階級別受診動向とがん発見率」
今武 和弘(日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野)、
佐藤 秀樹、松井 輝明、森山 光彦

「腹部超音波によるがん検診の現状と課題―25年間の成績をもとに―」
三原 修一(日本赤十字社熊本健康管理センター)、大竹 宏治、川口 哲

「泌尿器科領域におけるがん検診と超音波の役割」
鈴木 和浩(群馬大学大学院医学系研究科泌尿器科学)、
中津川克子、五島 知郎、根岸 博、西田 保二、廣野 正法、宮久保真意、
山本 巧、野村 昌史、小池 秀和、松井 博、柴田 康博、羽鳥 基明、伊藤 一人

「小児固形腫瘍の初期診断における超音波検査の役割」
黒田 達夫(国立成育医療研究センター外科)、
北野 良博、森川 信行、田中 秀明、高安 肇、藤野 明浩

「がん検診の精度管理のあり方と実際―乳がん検診の精度管理向上のための取組み―」
坂 佳奈子((財)東京都予防医学協会)、南澤 京子、中村 梨奈、小野 良樹

「京都府乙訓前立腺がん検診15年間の高齢者受診状況」
北村 浩二(済生会京都府病院泌尿器科)、
藤原 淳、井戸本陽子、三神 一哉、沖原 宏治、河内 明宏、三木 恒治

「神経芽腫スクリーニングの正しい評価と今後―札幌市における18か月児の神経芽腫マススクリーニング―」
花井 潤師(札幌市衛生研究所)、太田 優、高橋 広夫、
三觜 雄、矢野 公一、福士 勝、西 基、長 祐子、飯塚 進

「検診の実施間隔についての過激な提言 前立腺がん」
髙橋 悟(日本大学医学部泌尿器科学系)、伊藤 一人

「膵管内乳頭状粘液腫瘍の経時的観察」
齋田 幸久(聖路加国際病院放射線科)、小野田 結、加茂 実武

「マンモグラフィ併用乳がん検診で発見されたDCIS症例の検討」
櫻井 健一(日本大学医学部外科学系乳腺内分泌外科分野)、榎本 克久、天野 定雄

「がん検診受診率モニタリングのための新しい調査票」
渋谷 大助((財)宮城県対がん協会がん検診センター)、
栗山 進一、島田 剛延、加藤 勝章、菊地 亮介、猪股 芳文

「大阪府における1歳半神経芽腫スクリーニング―11症例の解析とスクリーニングの効果について―」
中山 雅弘(大阪府立母子保健総合医療センター検査科)、竹島 清美、
入江 明美、桑江 優子、松岡 圭子、米田 光宏、井上 雅美、河 敬世

「超音波で膵腫瘤を指摘された病変の追跡―膵腫瘤診断基準の再考―」
小野田 結(聖路加国際病院放射線科)、加茂 実武、佐々木清寿、角田 博子、
渡邉 文彦、松迫 正樹、菊池 真理、本田 聡、河北 俊子、齋田 幸久

「CT画像でのすりガラス陰影を呈する小結節における辺縁性状の解析」
本田 健(神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター呼吸器科)、近藤 哲郎、
大江 美紀、村上 修司、齋藤 春洋、尾下 文浩、伊藤 宏之、坪井 正博、
中山 治彦、横瀬 智之、亀田 陽一、山田 耕三

「切除径10 mm以下の肺腺癌症例の臨床像、画像所見および病理所見に関する検討」
大江 美紀(神奈川県立がんセンター呼吸器内科)、本田 健、村上 修司、
近藤 哲郎、斉藤 春洋、尾下 文浩、中山 治彦、山田 耕三

■経験

「大腸内視鏡、体位変換による挿入法」
三橋 敏武(武蔵野陽和会病院外科)

■その他

「効率のよいがん検診のために―対策型検診 CT肺がん検診と乳がん検診について―」
飯沼 武(放射線医学総合研究所)



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