第14回日本がん検診・診断学会総会
会期 : 2006年 7月 21日(金)・ 22日(土)
会長 : 田村 正三(宮崎大学医学部 放射線科教授)
会場 : 宮崎市民プラザ(宮崎県)
学会プログラム :
7月21日(金) | |
第1会場 | |
13:10〜13:20 | |
開会の辞 | 田村先生 (宮崎大学医学部放射線医学講座) |
13:30〜14:30 | |
特別講演1 | 『対策としてのがん検診』 |
祖父江友孝 (国立がんセンターがん予防・検診研究センター情報研究部) | |
14:30〜17:00 | |
シンポジウム1 | 『各種がん検診の精度管理』 |
司会: 森本忠興 (徳島大学医学部保健科学科) 今村清子 (横浜市立市民病院がん検診センター) | |
「本邦における各種がん検診の精度管理の現状」 森本忠興 (徳島大学医学部保健科学科教授) | |
「前立腺がん検診の精度管理」 三神一哉 (京都府立医科大学) | |
「子宮頸がん検診の精度管理」 青木大輔 (慶應義塾大学医学部産婦人科) | |
「肺がん検診の精度管理とその実態調査」 佐川元保(日本肺癌学会集団検診委員会) | |
「胃X線検診における精度管理の現状と対策」 細井董三 (霞ヶ浦成人病研究事業団) | |
「休止となった神経芽腫マス・スクリーニングの精度管理と今後の予想される問題点」 杉本徹 (京都府立医科大学小児科) | |
「乳がん検診の精度管理システムと今後の課題」 古妻嘉一 (NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会, 同教育研修委員会) | |
17:00〜18:00 | |
教育講演 | 『超音波併用マンモグラフィ検診:見落とされやすい所見とCAD(Computer-aided detection)』 |
座長: 福田護 (聖マリアンナ医科大学外科学・乳線・内分泌) 中原浩(ブレストピアなんば病院放射線科) | |
第2会場 | |
13:30〜15:50 | |
シンポジウム2 | 『がん検診,診断におけるPET/MRIの役割』 |
司会: 寺内隆司 (国立がんセンタ−がん予防・検診研究センター検診部) | |
「PET,MRIのがん検診における役割」 寺内隆司 (国立がんセンタ−がん予防・検診研究センター検診部) | |
「PETがん検診におけるPET/CTの役割」 陣之内正史 (厚地記念クリニックPET画像診断センター) | |
「PET-CTを用いたがんスクリーニング」 西川清 (宮崎鶴田記念クリニック) | |
「MRI:拡散強調画像(DWI)のがん検診への応用方法と将来展望」 高原太郎 (東海大学医学部) | |
「拡散強調画像を利用したがん検診やがん診断の可能性」 落合礼二 (古賀病院21) | |
16:00〜16:50 | |
一般演題1 | |
座長: 吉開友則(北九州PET健診センター) | |
1.「PETクリニックにおける職員の被ばく線量の検討」 齋藤洋一郎 (宮崎鶴田記念クリニックPET画像診断センター) | |
2.「切除径30mm以下の末梢小型肺病変に対するFDG-PETとTS-CT画像所見および病理組織所見の対比検討」 水谷由美子 (神奈川県立がんセンター呼吸器科) | |
3.「全身FDG PETによるがん検診−他検査と比較したがん発見率の再検討−」 藤田晴吾 (藤元早鈴病院放射線科) | |
4.「PET検診にて発見された大腸癌の分析〜便潜血検査およびCEAとの比較」 陣之内正史 (厚地記念クリニック・PET画像診断センター) | |
16:50〜17:50 | |
一般演題2 | |
座長: 金子昌弘 (国立がんセンター中央病院内視鏡部) | |
5.「CT発見肺がん患者の予後に関する要因分析」 岡本直幸 (神奈川県立がんセンターがん予防・情報研究部門) | |
6.「Multiplanar Reformation画像を用いた末梢小型肺癌の画像診断」 大岩加奈 (神奈川県立がんセンター) | |
7.「横浜市肺がん検診の精度管理」 吉田富子 (横浜市立市民病院がん検診センター検診企画室) | |
8.「CT検診発見肺がん症例の二次がんおよび夫婦間発がんの検討」 金子昌弘 (国立がんセンター中央病院内視鏡部) | |
9.「胸部低線量CT検診における診療放射線技師の読影力向上トレーニングの試み」 畠山雅行 (労働衛生コンサルタント・オフィス畠山) | |
18:30〜20:30 | |
懇親会 宮崎観光ホテル | |
7月22日(土) | |
第1会場 | |
9:30〜10:30 | |
特別講演2 | 『癌診断の経済効果-特に肺癌・乳癌について』 |
座長: 田村正三 (宮崎大学医学部放射線医学講座) | |
演者: 名和肇 (東京医科大学医療情報学講座) | |
10:30〜12:30 | |
シンポジウム3 | 『がんの遺伝子診断:発症前診断と悪性度予測における現状』 |
司会: 片岡寛章 (宮崎大学医学部病理学講座腫瘍・再生病態学分野) | |
「遺伝学的検査データの電子的取り扱い上の注意点」 小山博史 (東京大学大学院医学系研究科) | |
「がん発症前遺伝子診断:遺伝性腫瘍とそれ以外のがんの臨床と研究の現状」 吉田輝彦 (国立がんセンター研究所腫瘍ゲノム解析・情報研究部) | |
「前立腺癌における悪性度予測因子の探索−新しい分子腫瘍マ−カ−を求めて−」 井手久満 (帝京大学医学部泌尿器科学講座) | |
「肺癌の網羅的遺伝子・蛋白プロファイリング:バイオロジ−と臨床病態の架け橋」 高橋 隆 (名古屋大学大学研究科分子腫瘍学分野) | |
13:30〜13:50 | |
定期総会 | |
14:00〜17:00 | |
パネルディスカッション+市民公開講座 | 『アスベスト関連疾患の診療とケア』 |
司会: 取雄司 (ひらの亀戸ひまわり診療所呼吸器内科中皮腫・じん肺・アスベストセンター) | |
開会挨拶: 宮崎市長 津村重光 | |
「石綿関連疾患 総論」 名取雄司 (ひらの亀戸ひまわり診療所呼吸器内科 中皮腫・じん肺・アスベストセンター) | |
「アスベスト問題に対する宮崎県の対応」 相馬宏敏 (宮崎県福祉保健部健康増進課) | |
「石綿関連疾患の放射線診断ーアスベストの健康被害から身を守るためにー」 畠山雅行 (労働衛生コンサルタント・オフィス畠山、東京から肺がんをなくす会) | |
「石綿関連疾患の病理」 二宮浩範 ((財)癌研究会癌研究所病理部) | |
「中皮腫患者と家族のケアについて」 秋山正子 ((有)ケアーズ白十字訪問看護ステーション) | |
「中皮腫・肺ガンの患者と家族の立場から」 古川和子 (中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会) | |
17:00〜17:10 | |
閉会の辞 | 田村先生 (宮崎大学医学部放射線医学講座) |
第2会場 | |
9:30〜12:20 | |
肺癌CT検診セミナー(共催:日本CT検診学会) | |
司会: 中川徹 (日立健康管理センター) | |
「肺がんCT検診の現状と今後の展望」 柿沼龍太郎 (国立がんセンタ-) | |
「胸部CT検診の現状 ーこれまでの成績や読影のポイントー」 芦澤和人 (長崎大学) | |
「日赤熊本健康管理センターにおける胸部CT検診の現状」 中島留美 (熊本日赤健診センター) | |
「肺がんCT検診の現状 日立健康管理センターにおける7年間の活動をもとに」 草野 涼(日立健康管理センター) | |
「肺がんCT検診における被曝管理」 村松禎久 (国立東がんセンター) | |
「CT肺がん検診2年間の実施状況と問題点(宮崎県)」 橋口典久 (宮崎県健康づくり協会) | |
12:30〜13:30 | |
ランチョンセミナー | 『新しいコントラスト「Body Diffusion」の基礎および腹部領域での臨床的有用性』 |
座長: 高原太郎 (東海大学医学部) | |
(主催: 東芝メディカルシステムズ株式会社) | |
演者: 原留弘樹 (杏林大学医学部放射線科) | |
14:00〜15:00 | |
一般演題3 | |
座長: 鈴木和浩 (群馬大学医学部泌尿器病態学) | |
10.「血尿患者スクリーニングにおけるNMP22 Bladder Chekの有用性の検討」 吉川慎一 (東京医科大学霞ヶ浦病院泌尿器科) | |
11.「前立腺癌患者の排尿状態に関わるQuality of Life(QOL)を診断する新たな評価法−VAS質問票−」 牛嶋壮 (京都府立医科大学泌尿器科) | |
12.「前立腺がん検診発見がんの検診受診歴と臨床病期・診断時PSA値の関係」 山本巧 (群馬大学大学院医学系研究科泌尿器病態学) | |
13.「横浜市基本健康診査におけるPSA検診の追跡調査報告」 森山正敏(横浜市立市民病院泌尿器科) | |
14.「前立腺再生検症例の検討」 安田考志 (京都府立医科大学大学院医学研究科泌尿器機能再生外科学) | |
15.「京都府乙訓地域前立腺がん検診における臨床病期および生検標本の検討」 平山きふ (済生会京都府病院泌尿器科) | |
15:00〜16:00 | |
一般演題4 | |
座長: 古妻嘉一 (古妻クリニック) | |
16.「マンモグラフィにおける圧迫圧の基礎的検討」 小松由佳 (医療法人徳洲会仙台徳洲会病院放射線科) | |
17.「宮崎県でのブレストピアの活動 −ブレストピア方式での乳癌検診と啓発−」 田中千晶 (ブレストピアなんば病院) | |
18.「人間ドックにおけるMMG超音波併用乳がん検診」 稲村篤子 (医療法人財団博愛会博愛会病院放射線科) | |
19.「マンモグラフィ乳がん検診初年度の実績と結果分析」 湯田敏行 (宮崎県健康づくり協会) | |
16:00〜17:00 | |
一般演題5 | |
座長: 尾上耕治 (宮崎市郡医師会成人病検診センタ−) | |
20.「胃X線間接集検に於ける「がん発見」についての検討と其の効果」 高橋達夫 (財団法人滋賀保健研究センター) | |
21.「地域住民に実施した2段階ペプシノゲン法胃がん検診の死亡減少効果について」 伊藤史子 (東京都目黒区保健所) | |
22.「大腸癌検診に対する埼玉県の取り組み−注腸検査の読影精度向上をめざして−」 野津 聡 (埼玉県立がんセンター放射線科) |