第13回日本がん検診・診断学会習熟講習会のご案内
日本がん検診・診断学会
認定医制度委員会
この度、がん検診認定医の方々及びがん検診に関わる医師を対象に、日本がん検診・診断学会習熟講習会を下記の要領で開催いたしますので、認定医資格を得られた方は是非ご出席くださいますようご案内いたします。本講習会を受講されますと、5年後の資格更新に必要な教育研修単位合計50単位のうち25単位を取得できます。
多数の方々のご出席をお待ちしております。
本講習会は、認定医資格をお持ちでなくとも、日本がん検診・診断学会会員あるいは関連7学会会員であればどなたでも受講できます。
事前参加申し込みは締め切らせていただきました。 参加をご希望の場合には、事務局()あてに直接ご連絡ください。 |
記
日時 | : | 2020年1月25日(土) 14:00〜17:20 (予定) |
会場 | : | 日本大学病院 5階 大会議室 (東京都千代田区神田駿河台1-6) |
受講料 | : | 5,000円(当日会場で徴収します) |
※詳細は決定次第、本ページ上にてご案内いたします。
講師のご紹介
海部 陽介 先生
国立科学博物館 人類研究部人類史研究グループ長
「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」代表
「海を越えた最初の日本列島人 −実験航海で探る3万年前の挑戦−」
<ご略歴>
人類進化学者。理学博士。1969年生まれ。東京大学卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。化石などから約200万年におよぶアジアの人類史を研究している。クラウドファンディングを成功させ、最初の日本列島人の大航海を再現する「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」(2016−2019)を実行。2019年に、丸木舟で台湾から与那国島へ渡る実験航海を成功させた。著書・監修書に「日本人はどこから来たのか」(文藝春秋 2016:古代歴史文化賞)、「人類がたどってきた道」(NHKブックス 2005)、「我々はなぜ我々だけなのか」(講談社 2017:科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞)など。日本学術振興会賞(2012)、モンベルチャレンジアワード(2016)、山縣勝見賞(2019)を受賞。
小田 丈二 先生
東京都がん検診センター 消化器内科部長
「胃がん検診の現状と課題」
<ご略歴>
消化器内科医。医学博士。学位論文は『食道表在癌の発育進展』。
1967年生まれ。福岡県出身。熊本大学医学部卒業後は熊本県内の関連病院に勤務。
2000年に多摩がん検診センター消化器科に勤務し、2009年、消化器科医長に就任。
2010年、東京都がん検診センターに名称変更。
2019年、消化器内科部長に就任。現在に至る。
<所属学会など>
日本内科学会 | 認定医 | |
日本消化器病学会 | 専門医 | 関東支部評議員 |
日本消化器内視鏡学会 | 指導医 | 学会評議員 |
日本消化管学会 | 指導医 | 学会代議員 |
日本食道学会 | 認定医 | 学会評議員 |
日本胃癌学会 | ||
日本消化器がん検診学会 | 指導医 | 学会代議員 |
関東甲信越支部 幹事 | ||
放射線研修委員長 | ||
ニュースレター 編集委員 | ||
NPO法人日本消化器がん検診精度管理評価機構 理事 | ||
教育研修・学術集会委員会 委員長 | ||
東京都生活習慣病検診管理指導協議会 がん部会委員 | ||
早期胃癌研究会 | 運営委員 | |
雑誌「胃と腸」 | 編集委員 |
<概要>
胃X線検査は。本邦における胃がん検診を支える中心的なスクリーニング検査として大きな役割を果たしてきた。一方、精密検査としての内視鏡検査は、マス・スクリーニング検査としては処理能力の問題もあり、対策型胃がん検診には用いられてこなかった。しかし、2016年に、対策型胃がん検診に内視鏡検査が認められるようになり、検診現場は大きく変化しようとしている。この背景には、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染率低下に伴う若年層における慢性萎縮性胃炎の減少と、胃がん発生率が低下するであろうという時代的な変化が大きく関係している。ピロリ菌感染と胃炎の程度を採血で判定し、胃癌のリスクを評価するABCリスク分類の考え方も理解しておく必要がある。今回、対策型検診、任意型検診、ABCリスク分類、ピロリ菌感染をキーワードとして、胃がん検診の現状と課題について述べたいと思う。
お問い合わせ先
日本がん検診・診断学会事務局
株式会社クバプロ
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-15 6F
TEL : 03-3238-1689
FAX : 03-3238-1837
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